建築学会「建築雑誌」投稿 2019

2019.09.15

  • 阿部建設の仕事

建築学会が発刊する「建築雑誌」に「すばらしき工務店の世界」と題した特集に工務店の立場として投稿をさせて頂きました。

建築学会の建築雑誌に工務店が取り上げられることは珍しく、いろいろな建築関係者から投稿について「読みました」など、、声を掛けて頂きました。
私が投稿者として選ばれたのは、創業者の阿部末蔵が明治の終わりに起業を果たして以来、戦前から戦後、近年まで長々と工務店を五代に渡って営んできた「生き証人」的に視点を持っていたからです。

工務店が出現したのは主に戦後の住宅不足の時代であり、大工棟梁がその源であることが多いことが特集されています。
また。オリンピックで現在建設中の国立競技場もハウスメーカーで建てられている住宅も、実際は地場の工務店が担っており、建設業界を支えている現状が書かれています。
これからはAIが進み、図面や見積が瞬時に行うことができる時代が見込まれています。
そうした意味で、工務店がどのように時代に合わせた経営を進めていくか、課題や見通しなどが特集の中に他の投稿者から述べらています。

私としては阿部建設の立ち位置を理解する良い機会となったと共に、阿部建設が取り組む方向性が間違っていないことがよく分かりました。
阿部建設のHPやパンフレット、モデルハウスを見て頂ければ、その方向性の一旦を見て頂くことができます。